2024/01/21 14:29

園芸シーズンと言えば、おおまかに春と秋。

もちろん、品種によってシーズンがずれるものもあります。

ハルグリンは、春と秋に向けて生産しています。



今、春の準備といっても、植物を触ることはあまりありません。

冬と夏は、植物も耐えて良い時期を待っている状態です。


冬に強いとか夏に強いと言われる植物も、強いと言ってもなんとか耐えますよと言った感じです。

その耐えている時に、肥料をあげたり、切り戻しをしたり、挿し木をしたりすると、不調のきっかけになってしまいます。



よく質問いただくのが、

肥料をコンスタントにあげるのか?

活力剤は、いつも使った方がいいのか?

植物には、常に何かあげた方がいいのかと言った質問です。


結論から言うと

肥料なら元気な時にあげる。

活力剤は、植え替え後や葉っぱが変色したら。

とよく言われます。



ハルグリンは、肥料は元肥が切れたタイミングで置肥を追加してあげるだけ。

切り戻し後には、置肥。

液肥などは、与えていません。

活力剤は、乳酸菌が含まれてる業務用のものを消毒をするときに、混ぜてあげるくらいです。

多分、皆さんの方がたくさん肥料や活力剤を使っているのかもしれません。


肥料は、たくさんあげすぎると虫がよってきたりするので、なるべくあげたくないと思っています。

活力剤もこれがあるからいいと言う感じではなく、なんとなく効いてるのかな?と言った感じで使っています。



植物本来の強さを、引き出してあげるのも丈夫に育てるのにとても大切だと思っています。

ネットを見ると、この肥料がすごくいいとか、植え替えたら水やりと一緒に活力剤をあげると言った情報もあります。

私たちは、植え替え後に活力剤をあげることはありませんし、人がいいと言っていた肥料を使ったらイマイチだったと言うこともありました。


それはあくまで、その人の環境、育て方でうまくいっただけです。

果たして、自分にはいいのかな?

試してみようと言うスタンスで、試してみるのがいいと思っています。


日本全国、お庭の環境が同じだと言うところはありえません。

水やり一つにしても、人が変わると全く結果が変わってきます。


これがないと育てられないよりも、なるべくローコストでうまく育てられる術を模索されると、ガーデナーとしての腕も一段と上がると思います。